防災グッズ 備蓄
防災グッズは、非常時、避難袋に入れて持ち出すものだけではありません。
自宅に被害がなく、避難所に避難せず自宅で過ごす場合。
電気、水道、ガスなどがしばらく止まる可能性もあります。
その間も生活できるように最低限のものを備蓄しなければなりません。
例えば、一番困るのは水です。
飲料水、手洗い、料理、トイレ、お風呂など様々な用途で水が必要となります。
ペットボトルに入った水を可能な限り保管する。
あるいは、20L程度の水を2年入れ替えなしで保管できるタンクなどもあります。
飲料水用としてでなければ、ポリタンクなどに水を入れて外においておくのもいいです。
こういったもので、最低限の水を備蓄しておきましょう。
簡易浄水器もあると衛生的です。
次に簡易トイレです。
貴重な水をトイレに使う分までにはまわせないかもしれません。
非常時に備え、簡易トイレがあれば安心です。
屋根や壁にちょっとした穴が開いたときなどの応急処置用に防水シート。
浸水を防ぐために、土嚢などもあると便利です。
電気が止まった際に、ろうそくとマッチ、チャッカマンなども欠かせません。
ろうそくは防災用品で長時間火を灯し続けることができるものがあります。
何本か用意するといいでしょう。
非常食や水などをあたためるために、燃料携帯缶も必要です。
ガスなどは管破裂などが起こるとガス漏れ点検などをしてから復旧します。
よって電気や水道よりも復旧に時間がかかります。
最低3日程度困らない分用意しましょう。
防災グッズ 便利グッズ
防災グッズで基本的なものは、非常食、水、ラジオ、懐中電灯、携帯充電器などです。
それ以外にもあると便利な多くのものがあります。
防災笛も1つ用意しましょう。
建物の下敷きになったとき、助けを呼びたいときに声よりも遠くまで音が届きます。
簡易トイレ。絶対ではありませんが、避難所ではトイレが大渋滞。
プライバシーもなくトイレに苦労すると聞きます。
簡易トイレ一つあれば安心です。生理用品も用意しましょう。
軍手やロープなども便利です。
軍手は非難する際に手にもつけていきましょう。
何か作業する際に怪我をしなくてすみます。
ガスなどが止まった際に必要なマッチ、ローソクなどの火を起こせる道具も必要です。
寒さ対策として、カイロもいくつかあるといいでしょう。
避難生活を考えて、数枚の下着、シャツなどもあるといいでしょう。
お風呂に入れないので、清潔を保つためには重要です。
ごみ袋。ごみを捨てる以外にも、防寒用として物の保管などにも役立ちます。
手が洗えない状況では、ウエットティッシュなども大変役立ちます。
ティッシュペーパーと合わせて用意しましょう。
アドレス帳など知人の連絡先を控えたものを入れておくのもいいでしょう。
携帯電話が壊れてしまう可能性もありますし、連絡を取る際に必要になります。
あとは、赤ちゃんがいる人は赤ちゃん用にいくつか用意するものがあります。
赤ちゃんの防寒着。寒さをしのぐために一枚着せられるセーターなど。
最低限必要なオムツや粉ミルク、水、ジュース、おやつ。
災害時には、オムツやミルクの配給は十分ではありません。
ある程度は持ち出せるよう避難袋に保管しましょう。
防災グッズ
地震などの災害に備えて、防災グッズを避難袋などに保管して用意しておきましょう。
用意できたら、いつでも持ち出せる、家の中の外への脱出経路上において置きましょう。
それでは、避難袋にはどのようなものを入れたらいいのでしょう。
いくつか挙げてみます。
まずは避難袋について。
避難する際は、両手をフリーの状態にして避難したいものです。
障害物を除けたり、子供を抱いたりするからです。
ですから、肩掛けのリュック型が望ましいでしょう。
避難袋の中に入れるものとしては、まずは非常食です。
定番の「かんぱん」などは、保存期限も長く水や電気もない状態でも食べられるので必需品です。
非常食としては、他にもおかゆ、パン、お菓子など様々なものがあります。
かさ張り過ぎない程度に、3日程度の食料を確保できるといいでしょう。
次になんといっても大切なのが、水です。
ペットボトルなどに入って売られている長期保存可能な水。
それ以外にも、非常時に公園などの水を利用する際に水を持ち運べる手提げ型の給水パック。
浄水機能がついたものも便利です。
携帯ラジオと懐中電灯。
非常時の情報入手源です。電池がなくても使用できる手動で充電可能な災害用ラジオなど便利です。
情報入手源の大事なものとして、携帯電話の充電器もかかせません。
携帯電話の電池はすぐになくなってしまいます。
電池式の充電器もありますが、いまは災害用に手動式の携帯充電器があります。
乾電池も入れておくといいでしょう。
少しでもいいので、利用頻度の高い単3や単4を持ちましょう。
電池でなければ動かないものもあります。
簡単な救急セットも必要です。それと一緒にラップも大変役立ちます。
怪我などをした際にラップで巻きつけて止血することもできます。
小さいラップで大丈夫です。1本入れておきましょう。