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プロテインの飲み方

日本人が一度に体内で処理できるたんぱく質の量は35g程とされている。これ以上の大量なたんぱく質の摂取は体内で消化しきれずに腸の中で腐敗を起こしてしまう可能性があるので過剰摂取には注意する必要がある。近頃では欧米人の体格に日本人の体型が近づきつつあるので、昔よりは日本人のたんぱく質処理能力は上がっているのかもしれない。しかし、一度に過剰摂取することは良くないし、避ける様にした方が良いだろう。
また、プロテインダイエットとは食事の代わりにプロテインを飲むダイエット方法だが、このような飲み方によって、体に必要な栄養を摂取しつつ、より効率的にエネルギーを抑えられる。
しかし、プロテインは運動のエネルギー源とは言いにくい。そのため、食事の代わりにプロテインを摂取し、その後にエクササイズなどの激しい運動をする生活パターンがあるのであれば、運動をする時に必要である炭水化物を体の中に予め確保することは難しいかもしれない。
例外的に脱アミノ化という過程を経た場合のみ、プロテインを炭水化物に変化させることによって運動エネルギーが確保される場合があるが、これはまれである。そのため、食事の代わりにプロテインを摂取し、その後極端に激しい運動を長期間するのであれば肝臓や腎臓に負担をかける可能性が高い。ここにも注意が必要である。
最新の栄養学によると、炭水化物とたんぱく質を同時に摂ればよりよい効果が生まれ、ダイエットの効率も上がると言われている。そのため、最近のプロテインダイエット食品の中にはかなりの割合の炭水化物をプロテインと混ぜたものも増えているようである。
プロテインダイエットを食事の代わりに飲むのであれば炭水化物や他の栄養素なども含まれている商品を選ぶのもよいだろう。

Be the first to comment - What do you think?  Posted by admin  Date: 金曜日, 5月 15, 2009

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「玄米クッキーダイエット」の効果

玄米の栄養成分は、ほぼ米ぬかと同じです。違う点は、玄米は、白米の部分が残っているので、多くの「デンプン」が含まれていることです。「デンプンは太る」というイメージをもっている人も多いと思いますが、必ずしもそうとは言えません。
デンプンは、体の中で分解されると「ブドウ糖」に変わります。ブドウ糖は、私たちが活動するために必要となる、大切なエネルギー源です。そのために、摂りすぎなければ、体内に脂肪として蓄積されることはなく、熱エネルギーとなり、体外へ出ていくのです。
ダイエットだからと言って、全く炭水化物を摂らない人がいますが、そうすると、エネルギーが燃えないので、脂肪も燃焼しにくくなってしまします。カロリーの摂取量が減るので、一時的には体重が減るかもしれません。ところが、体は、わずかなエネルギー量で活動しなければならず、基礎代謝を下げようとするので、逆に太りやすくなってしまい、リバウンドすることになります。
玄米も炭水化物の仲間ですが、粒状であるために、消化・吸収されるのに時間がかかるので、急激に血糖値が上昇するのを防ぎ、インスリンの分泌を抑制します。インスリンは、糖類を脂肪に変えて、体内に蓄積させる作用をもつホルモンです。
したがって、インスリン分泌が少ない玄米は、太りにくい食品と言えるのです。そのため、玄米クッキーを作る場合は、早く消化してしまう細かい粉末状の玄米粉を使うのではなく、玄米をそのままミルサーなどで粗い粉末にして作りましょう。玄米クッキーの食べ方は、炭水化物が多めなので、2、3枚食事の前に食べて、主食を減らすようにしましょう。

Be the first to comment - What do you think?  Posted by admin  Date: 金曜日, 4月 10, 2009

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