ニキビの潰し方その3
自分でニキビを潰すときの方法をお話しています。
まず、ニキビの芯を出す道具ですが、面皰圧子です。
めんぼうあっしと読みます。
これが必要です。
簡単に言うとスプーンの先に穴が開いたようなもので、薬局やドラッグストアで購入できます。
それから、ピンセットや消毒液、傷口に塗る軟膏も必要です。
必要なものが揃ったら、手を洗い清潔にしましょう。
顔も雑菌がないように洗顔しておきましょう。
出来たら道具もきれいに洗浄しておくと良いですね。
さて、ニキビを潰すときは面皰圧子を使い、中から芯を出して行きましょう。
面皰圧子をニキビに押し当てます。
そして、芯を押し出します。
芯が出てきたら、それをピンセットでつかみ、取り出します。
その部分には、軟膏を塗り、菌が入らないようにします。
芯を出す時は強く押しすぎて、肌を傷つけないようにしましょう。
肌へのダメージはメラニン色素を作ってしまいます。
よって色素沈着となるケースもありますので力を入れて無理に行ってはいけません。
また、毛穴の深い部分に炎症を起こしているような赤いニキビは潰してはいけません。
赤ニキビと呼ばれるこのニキビは、潰すようなことをすると悪化するだけです。
やめておきましょう。
膿のようなものが白く見えるニキビだけにして下さいね。
と言う訳で、昔から言われている「ニキビは潰してはいけない」と言うことは、半分は正しいと言うことになりますね。
「白ニキビなら、正しい手順によって潰しても良い」と言うことになります。
胸のニキビ
ニキビと言うと顔のニキビが目立ちますが、実は胸にもニキビが出来易いことをご存知ですか?
皮脂腺が多い場所や皮脂量が多い場所であれば、どこでもニキビは出来てしまうのです。
胸も皮脂腺が多い場所ですから、ニキビが出来易いのです。
また、胸の皮脂腺はホルモンバランスによって、左右されてしまうので、女性でしたら生理前などにニキビが出る方もいます。
そのほか、思春期にも胸にニキビが出やすいようです。
顔でしたら、何度も洗顔できますが、胸はあまり洗う機会が顔ほど多くありません。
ですから、古い角質が胸に溜まりやすいことも原因です。
古い角質が溜まり、皮脂がうまく排出されなくなります。
それが毛穴に詰まり、ニキビになります。
あまり気が付かないことですが、胸は意外と汗をかいています。
汗をかく部分には、ご存知の通り、雑菌が繁殖しやすいのです。
汗をかいて放置された肌は弱酸性からアルカリ性に変わります。
そうすると雑菌が容易に繁殖してしまいます。
その雑菌が、詰まった毛穴をニキビに誘発するのです。
胸のニキビは、入浴中に確認できるでしょうから、もし出来てしまったら、その部分はあまり刺激しないようにしましょう。
体を洗うときは、その部分に触れないようにして下さい。
普段から体を清潔に保てば、胸のニキビも出来にくくなります。
夏に水着になったり、タンクトップを着たり、キャミソールを着たりするときに、胸にニキビがあったら台無しですから、普段から清潔にしておきましょう。