火災
地震の際、火事が起きてしまったらどうしたらいいのか。
あらかじめ知識を頭に入れておくと、いざというとき役に立ちます。
突然やってくる緊急の場面で困らないようにしましょう。
例えば、地震が起きたとき料理をしてガスを使用していたとします。
小さな揺れならば、すぐに火を止めて元栓もしめましょう。
大きな揺れでとても立っていられなければ、揺れがおさまるのを待ちます。
揺れがある程度おさまってから、火を止めて元栓もしめましょう。
もしも出火してしまったら。
いろんなケースで初期消火の方法をご説明します。
料理中の油に引火して油が燃え始めた場合。
決して水をかけてはいけません。
タオルなどを水で濡らして火の手前から鍋に被せて、空気を遮断します。
石油ストーブで火が大きく燃え始めた場合。
毛布などを上からかけて、ストーブを覆います。
その上から水をかけましょう。
自分の服に引火してしまった場合は、転がるなどして消す。
あるいは、タオルや毛布などをかけてもらい空気を遮断しましょう。
気をつけなければならないのは、すぐに服を脱がないことです。
やけどしていたら、皮膚も一緒にはがれてしまう可能性があるからです。
カーテンやふすまに火が燃え移ってしまった場合。
天井や壁に引火するとますます被害が拡大します。
カーテンはすぐにひきちぎり、ふすまは蹴倒してから火を消しましょう。
もしも天井に火が移ってしまったら、もう限界です。
すぐに避難しましょう。
避難する際は、姿勢を低くして這い蹲るような形になりましょう。
煙は上に昇るため下のほうが煙は少ないのです。
ハンカチなどを口にあて煙をできるだけ、吸わないようにしましょう。