必要書類
ユーザー車検を受験するときは、8種類の書類作成が必須となります。
必要書類は日常的に自動車にのせておく必要がある車検証の他に、購入しなければならない申請書などがあります。
・自動車検査証 /車検証
車検証は日常的に自必ず車の中にのせておかなければならないものです。
・自動車損害賠償責任保険証明書 自賠責保険
自賠責保険証書は新規で交付される車検証のリミットを超えるような契約が必須なので、ユーザー車検までに新しく2年間の契約をします。
ユーザー車検を受験するときには、現在の契約の証書とこれからの契約の証書の2枚を準備します。
・自動車税納税証明書
この証明書は自動車税の払い込みをした際に受け取り、車検証と共に保管しておくものです。
もしも紛失してしまったときは、自動車税事務所などで再度発行してもらうようにお願いしましょう。
・リサイクル料金等預託証明 /リサイクル券
リサイクル料の払い込みを終了していることの証明となりますので、車検証と共に保管しておく必要があります。
2005年よりも後に自動車を購入された人は既に持っていると思いますが、2005年よりも前に自動車を購入して、リサイクル料金の払い込みをされていない人は、ユーザー車検当日に発券、払い込みをする事も可能です。
・自動車検査表
検査手数料分の収入印紙を貼り付けて、ライン検査をする際に、それぞれの検査のOKとNGを印していきます。
・継続検査申請書
継続検査申請書とは、ユーザー車検のときに、車検証を発行する為に重要なOCR用紙です。
車検当日に用意できなければ、かまわないそうですが、必ずあった方がいいでしょう。
・自動車重量税納付書
重量税納付書に記入し、重量税分の収入印紙を貼り付けて、税金を納めます。
・点検整備記録簿
定期点検整備記録簿とは、法律で定められている2年点検や1年点検などの法定点検を実施した内容を残す為の用紙です。
ユーザー車検の概要
簡潔にユーザー車検をする方法を説明します。
私が毎回やっている手順とは少し前後するところもありますが、中身に変わりはありません。
各手順の詳細については別に説明いたします。
最初に、ユーザー車検はどんな時も自由に受けられるわけではありません。
前もって予約が必要になりますのでご注意ください。
予約が終了したら、車検の前までに車の点検をします。
必要であれば、オイルの交換やパッドの交換など、車の整備を行います。
整備がおわったら、車検を受ける当日になります。
車検を受けるためには、書類の作成が必要になります。
常に車に備え付けているもの以外は、車検場で入手すること出来ます。
書類を作るといっても、実は車検証にかかれているもの書き写すくらいなので、すぐに作成できます。
書類が用意できたら、受付で予約の確認をしてもらいます。
その時に、書類の不備がないか点検してくれます。
書類に問題がなければ、実際の検査を受けていきます。
ライン検査は、車の外見の検査からスタートし、スピード、ライト、ブレーキ、下回り、排ガス検査の順番で行われます。
ライン検査にかかる時間はプロと初心者とで少し変わってきますが、慣れていなくても10分程度で終了するでしょう。
ライン検査に通過すれば、残りは車検証を交付してもらうだけです。
再度、窓口に検査が終わった書類を出します。
多くても20分程度で車検証とシール(検査章)が交付されます。
シール(検査章)をフロントのガラスに貼ります。
車検前までに点検・整備を十分にやっていれば、受付から車検証の交付までにかかる時間は、約1時間30分です。