体脂肪率の変化
体脂肪率を測定する上で気をつけなければならないことがあります。
まず勘違いしないようにしなければならないのは、よくダイエットで体脂肪率が大幅に下がったなどとうたい文句にしている商品があります。
しかし鵜呑みにしてはいけません。
体脂肪率とは体内に電気を流してその電気抵抗から測定するものですから、全く同じ条件で測定しなければ比較できるものではないのです。
例えば測定している場所が汗をかきやすいスポットライトの下であったり、緊張状態から汗をかいていたりする場合は電気抵抗にも変化があります。
体脂肪率については1日のうちでも2%~3%は常に変化しているものなのです。
1日の動きをみていくと体脂肪率は就寝中に最も高くなり、日中にかけて低くなっていきます。
当然食事や水分摂取によって体内の水分量も変わるので体脂肪率にも変化があります。
体脂肪率をできる限り正確に測定するための次のことを知っておく必要があります。
激しい運動や入浴後など大量に発汗しているときは体脂肪率が高くなります。
就寝前は体脂肪率が低くなります。
食べてすぐに測定すると上半身に水分が多いため体脂肪率が変化します。
体脂肪率をより正確に測定するためのポイントです。
まずは1週間など期間を定めて長期間自分の体脂肪率をチェックして、体脂肪の変化を知ることが必要です。
そして毎日同じ時間同じ条件の元に計測することによって正しい体脂肪率の変化を知ることができるのです。
短期集中型3日目
さて、スープダイエットも3日目に入ります。
ここでは短期集中型ダイエットの3日目の進め方を説明します。
ダイエットの道のりは平たんなところばかりではありませんが、3日坊主になってしまわぬよう踏ん張っていきましょう。
この日は、1日目と2日目のコンビネーションからベイクドポテトを除いた日と考えてください。
つまり、スープとバナナ以外の果物、根菜類以外の野菜を食べてもよい日です。
2日目に果物を食べられなかったので、この日に食べる果物の味は格別に感じるでしょう。
スープも毎日火を通して煮込まれて、ずいぶん味が深くおいしくなってきている頃です。
翌朝のカレーがおいしい、というのと同じで、煮込まれた野菜は味に深みを増していくのです。
また、3日目になると、胃袋もそろそろ小さくなってきていると思います。
ダイエット初日に感じていたような空腹感は、それほど感じなくなっていることでしょう。
しかしそれでもお腹が空いた、という時にはスープを食べてお腹を満たしてあげましょう。
個人差はありますが、この頃から体調に変化があらわれ始めます。
体重が2~3キロ減っている人もいれば、便秘がちになってしまった、逆に下痢をしてしまった、という人も出てくるようです。
下痢をしても風邪など別の理由がなければ、そんなに心配はいりません。
老廃物を含んだ水分が体外へ排出されている、と考えましょう。
便秘気味になってしまった人は、野菜サラダにこんにゃくを混ぜて食べるなどの工夫をしてみましょう。