家具の配置
地震などの防災対策として、転倒防止を施すことはもちろんです。
さらに、家具の配置についても大事なことです。
まずは避難経路上とくに出入り口を封鎖しそうな場所に家具を設置しないことです。
背の高い家具や、転倒しそうなものを扉付近に置くと扉が封鎖されてしまいます。
すると避難できなくなる可能性があるからです。
また家具の中身が飛び出して、避難の際足場を悪くすることが考えられます。
出入り口付近に飛び出さないように、家具を置く向きも考えましょう。
避難する際、窓も重要な避難経路です。
窓を塞がないようにしましょう。
窓ガラスには飛散防止フィルムを貼りましょう。
地震の際、ガスコンロやストーブの上に落下物がありそのため火災などを起こすことがあります。
大変危険です。火の元の頭上には何も置かないようにしましょう。
またタンス、食器棚など高いものの上には重たいものを置かないようにしましょう。
頭上に落下したら危険です。
寝室は特に重要です。
寝ているときは無防備です。
タンスや鏡台、照明器具などが寝ている場所に落ちてくる危険がないように配置しましょう。
寝ているときに地震が発生した場合、暗闇の中足元も見えずに大変危険です。
ガラスなどが割れておちている可能性もあります。
すぐにとれる位置にスリッパや懐中電灯を配置して眠るようにしましょう。
家具の配置は生活しやすいようにレイアウトします。
同時に地震の安全を考慮してレイアウトするようにしましょう。