マフラーの点検方法
ユーザー車検を受ける前の点検の一つとして、マフラーの点検を説明します。
エンジンをスタートさせたときやアクセルをふかしたときに、特に改造しているはずではないのに、やけに音が大きく感じたり、またふかした時に異音や騒々しかったり、白煙を吹くときは気をつけてください。
マフラーの根元箇所に筒のような物がぶらさがっています。
その前後やマフラーの先の方までで、配管になぞるように手を近づけて空気が漏れていないかをチャックしてください。
このときに、エンジンをかけてあたたまっている状態の時は、マフラーが非常に熱くなっているので直に手でさわらないように注意しましょう。
また手袋をはめていると、チェックが正確にやりにくいので、必ず生の手で行ってください。
もし、間違いなくサビなどによって腐食し、空気が漏れているときは整備が必要です。
カーショップに行くと、マフラーパテ埋めのキットが販売されています。
比較的穴が小径のときは、パテだけでも十分に防ぐことが出来、車検も通過するはずです。
マフラーパテ埋めの使用方法は まずサンドペーパー等で穴のまわりをこすります。
パテに粘土状の液を噴出させ、凹凸がないように平らに塗って、少しずつ重ねながら塗っていきます。
マフラーのパテ埋めは、晴れていてパテが乾きやすい天気の下でパテ埋めを行ってください。
また、車検を受けるよりも何日か前に実施して、完全に乾いて穴が塞がっているかをチェックしてください。
パテ埋めをしても、マフラーの穴が大きかったり、マフラーが車の振動で強く揺れたりするときは、パテ埋めだけではカバーできない場合もあります。
また、年数が経過している車ほど、固定させているナット等が劣化しいる場合があり、部品を変えることが必須です。