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カラダスキャン

オムロンが発売している「カラダスキャン」には、3種類のラインナップがあります。
まずはエントリーモデル「HBF-352」です。
このモデルでは体重、体脂肪率を始めとして基礎代謝や内臓脂肪レベル、さらにはBMI判定まで可能となっています。
続いてはミッドレンジモデル「HBF-353」です。
従来の体重、体脂肪率、基礎代謝や内臓脂肪のレベル、BMI判定に加えて基礎代謝から算出する「体年齢」機能が追加されました。
最後は上位モデル「HBF354」です。
従来の従来の体重、体脂肪率、基礎代謝や内臓脂肪のレベル、BMI判定に加えて体年齢、さらに「筋肉率」が算出できるようになりました。
このカラダスキャンの製品では、液晶ディスプレイがついているハンドル部分を両手で持って、本体部分に足を乗せて測定します。
ハンドルは本体と伸縮自在のコードでつながっています。
カラダスキャンの製品メリットは、両手と両足の双方から電流を流すので体全体をくまなく測定できるということです。
従来の両手でもつだけで体脂肪率などを測定するタイプは、下半身の測定ができません。
こうなると下半身に脂肪がたくさんついていて下半身デブにも関わらず体脂肪率は低いという結果になってしまいます。
反対に両足で乗るだけで測定すると、上半身の胸やお腹まわりを測定できません。
ハンドルの液晶には、上段に現在の筋肉率が表示されて、下段に過去の計測結果を表示できるので簡単に比較することができます。
体脂肪や筋肉量を測ることによって、基礎代謝量を算出することができます。
これは統計データに基づいて各メーカーが独自に計算しているのでメーカーによって若干の差があります。

Be the first to comment - What do you think?  Posted by  Date: 木曜日, 6月 17, 2010

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ヘルスメーターの歴史

テレビ、ラジオ、インターネットと情報源が増えて、健康問題がとりただされる中、人々タ体重計に求める機能が変化してきました。
その昔は体重計しかなかったものが、10年ほど前に「体脂肪計」が誕生して、体重だけではなく体脂肪率も自宅で簡単に測定することができるようになりました。
その時期、計測機器の大手メーカーである「タニタ」と「オムロン」がほぼ同じ時期に体脂肪計を発売しました。
これまではダイエットと言えば、体重を減らすことだったものが体脂肪計の登場で体脂肪率つまり体についている脂肪を減らしましょうという動きに変わりました。
今では年間300万台近いヘルスメーターのうち、体脂肪計はその約半数を占めるほどの市場になりました。
それがついに2003年「体組成計」が誕生しました。
従来は体重と体脂肪率を測定する機器が、体を構成している個々に関する要素までを測定できる機器へと進化しました。
ダイエットをすると必ずリバウンドをすると言われています。
このリバンドはダイエットの際に脂肪を落とさずに筋肉を落とすことが原因とされています。
筋肉が落ちると基礎代謝量も減ってしまうので、脂肪がさらに燃焼されにくくなるという悪循環を起こします。
ダイエットをして食事の量を減らしてひとときは筋肉量が減って痩せたようにみえても、ふたたび食事量を元に戻せば余分なカロリーが全て脂肪になってしまうためリバウンドするのです。
筋肉は脂肪の何倍ものエネルギー消費を行います。
ダイエットにおいて食事の量を減らす前に筋肉を増やすことも大切なことなのです。
このようなことからも体重と体脂肪率だけではなく、筋肉量や骨量に至るまで測定することができる「体組成計」がダイエットの際にも大いに役立つ機器として注目されるようになったのです。
この体組成計はオムロンからは「カラダスキャン」、タニタからは「インナースキャン」というシリーズで発売されています。
多少の違いはあるものの、機能的には大きくは変わりません。

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