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雇用保険とアルバイト

雇用保険は労働者のためのものですが、アルバイトはここで対象とする労働者に該当するのでしょうか。
雇用保険ではアルバイトやパートであるからという理由では加入を拒否することはありません。
雇い主もアルバイト員から要求されれば加入しなければなりません。
被保険者となってもアルバイトなどの場合は短時間労働被保険者と呼ばれます。
正社員の場合とは区別されているのです。
また、アルバイトの場合にはいくつかの条件を満たしていなければ被保険者となることができません。
ひとつ目は週の労働時間が20時間以上であることです。
それから一年以上連続して雇用されるという見込みや予定がなければなりません。
最後に労働条件が雇用契約書や雇用通知書に明記されていることです。
これらを満足して雇用保険に加入した時に初めて被保険者となり被保険者証をもらえるのです。
アルバイトの場合はなぜこのような条件が付くのでしょうか。
被保険者証が長く雇用保険に加入した人のためのものであるということではないでしょうか。
アルバイトと言うのは正規の仕事をせずに、気が向いた時だけお金を稼ぐ人のようにとらえられているのです。
景気のよい時であれば、そのような事実はあったでしょう。
しかし、現代のように不況の状況では正社員になりたくてもなれない人が多いのです。
しかたなくアルバイトを続けているということなのです。
これからの雇用保険ではアルバイトやパートに対する加入条件や支給条件の見直しが行われていくのではないでしょうか。
どのような形で仕事をするにせよ、仕事をする意思は明確でなければなりません。

Be the first to comment - What do you think?  Posted by  Date: 火曜日, 11月 10, 2009

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雇用保険者証

会社を辞めた時には雇用保険被保険者証というものをもらいます。
これは雇用保険に加入していたという証拠となるものです。
通常、雇用保険被保険者証は会社が保管しています。
会社に在籍している時には使用することがないからです。
退職して初めて見る人も多いのではないでしょうか。
失業保険の給付を申請する時に必要な書類の一つです。
被保険者証は健康保険証などと同じようなものですから、大事にしておかなければなりません。
紛失などをした時には再発行の手続きを行わなければならないのです。
ハローワークで失業保険の申請をする時以外はほとんど使用することはないでしょう。
ですから、具体的にどのようなものかを知っておく必要はありません。
被保険者と言うのは労働者であるということを意味しています。
日本では労働者は雇用保険に強制的に加入しなければならないからです。
被保険者証がないということは全く働いていないということです。
ですから、失業保険などがもらえるわけはありません。
しかし、現代のような不行の状況では就職ではなくアルバイトなどをして暮らしている人もいるでしょう。
そのような場合は雇用保険に加入していないことが多いですから、アルバイトを首になってしまうと途端に生活できないということになるのです。
会社や事業者が正社員を雇わずにアルバイトだけで済ますという理由はここらへんにも潜んでいます。
雇用保険に加入するということは会社も応分の負担をしなければなりませんから、できることなら加入させたくないというのが正直なところではないでしょうか。

Be the first to comment - What do you think?  Posted by  Date: 月曜日, 11月 9, 2009

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