番外編キャベツダイエット
スープダイエットにもいくつかの種類があり、それぞれの方法によって「野菜スープ」「毒だしスープ」「デトックススープ」とスープの呼び方もいろいろです。
どのスープにも必ず入っている野菜がキャベツ。
そのキャベツを使ったダイエットも一時流行りましたよね。
ここではスープダイエットの番外編としてキャベツダイエットの紹介をしたいと思います。
まずキャベツダイエットの進め方の説明から・・・
スーパーなどでキャベツを買って来たら、1/6にカットします。
この1/6カットのキャベツが1回に食べる量です。
このキャベツを大体5cm角位の大きさにザクザク切り、夕食前に生のまま10分かけてよく噛んで食べます。
一口30回ほど噛むとよいでしょう。
よく噛んで時間をかけてキャベツを食べることで、脳の満腹中枢が刺激されて、夕食の食べすぎを防ぐことができます。
生のキャベツが食べにくい人は、ノンオイルドレッシングやポン酢などで味付けして食べてください。
あとはバランスのよい夕飯を普通に食べてOKです。
キャベツの準備も何となく簡単で、いつもと変わらない食事でよいため続けられそうな気がしませんか?
ではなぜキャベツがダイエットに有効なのでしょうか。
まずキャベツの栄養についてですが、キャベツにはビタミンC、ビタミンU、ビタミンK、カリウム、カルシウム、食物繊維が含まれ、それぞれが体によい効果をもたらします。
ビタミンCは抗酸化力を持ち、成人病予防に効きます。
ビタミンUは胃酸の分泌を抑え、ビタミンKは出血した際の止血の役割を果たし、カリウムは高血圧予防、カルシウムは歯や骨の生成を促し、食物繊維は腸内環境を整え便秘を予防します。
またキャベツがダイエットに向いている何よりの理由は、その歯ごたえにあるでしょう。
生キャベツには程よい固さがあり、飲み込むまでに何回も噛む必要があります。
よく噛んで食べる習慣が薄れている現代人にとって、食事の基本を思い出させてくれる食材です。
このキャベツダイエットは毎日夕食の前にキャベツを食べるので、そのうち飽きてくるかもしれません。
そんな時はキャベツをスープにしたりお浸しにしたりとアレンジを加えてもよいと思います。
方法が簡単なので「とりあえずキャベツ1玉を買って6分割して、6日間は続けてみようかな」という気になりませんか?
日頃の野菜不足を解消するためにも、一度試してみるのもよいと思います。
短期集中型注意事項
楽して痩せることは難しいですが、この短期集中型スープダイエットはお腹につらいダイエットを楽しい気持ちで乗り切れるよう、ルールの中に多少のゆるさも含んでいます。
このスープダイエットのプログラム通りにきっちりやり遂げよう、と気負い過ぎないことが大切です。
自分を追い込んでストレスだらけの生活を送ることは、ダイエットにマイナスの結果をもたらします。
少しならゆるめても大丈夫だ、という気持ちの余裕が必要なのです。
しかしこのダイエットにもやはり気に留めておくべき注意事項はいくつかあります。
それをここではお話したいと思います。
1週間以上はこのプログラムを続けないようにしましょう。
短期集中型ではタンパク質や炭水化物が足りない状態になっていますので、1週間以上続けると栄養不足になってしまいます。
もう一度行ないたい時は、2週間以上開けてからにしましょう。
アルコールはできるだけ飲まないようにしましょう。
絶対に飲んではいけない、というわけではありませんが、アルコールは体内の脂肪の燃焼を邪魔しますので、飲まない方がダイエットの効果は上がります。
炭酸飲料は飲まないようにしましょう。
水分補給は、水、お茶、コーヒー(ブラック)、フルーツジュース(甘味料なし)、無脂肪乳のみにしてください。
揚げ物、パン、小麦粉製品、米、豆、芋類、かぼちゃ、にんじんを食べないようにしましょう。
ただし、ダイエットプログラムの中にはベイクドポテトを食べてもよい日が設けられています。
砂糖、甘味料は口にしてはいけません。
いくつかのルールはありますが、このダイエットを始めるにあたって、これから食生活を変えられることに嬉しさと期待をもって取り組んでくださいね。