食事改善型ダイエットスープを食卓の中心に
ダイエットと言うと、とにかく食事量を減らして体重を落とすことが重要と考えている人が多いのは残念なことです。
ただ体重を落とすだけがただしいダイエットではありません。
美しく健康に痩せるためには食生活の改善が必要です。
食べ過ぎ、油の摂り過ぎに注意して水分をたっぷり摂り、新鮮な野菜や果物、穀物や豆を中心に食べていくことが大切です。
普通の家庭でこれらすべてに気をつけて完璧な食事を用意するのは困難なことです。
しかしこうした食生活を実行するのにお助けメニューとして活躍してくれるのが、野菜たっぷりの具だくさんスープです。
野菜はデトックス効果のある食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富で、便通もよくすることから常にダイエットメニューの中心にあります。
しかし1日に必要と言われている350gの野菜を毎日食べることは、なかなか大変なことです。
そこで野菜たっぷりダイエットスープの登場です。
この後に紹介するダイエットスープのレシピでは、1日の必要量の半分の野菜が摂れるものもあります。
汁物としてのスープでなく食事スープとして食べられるよう、量も多めにしてありますがカロリーは低く抑えられています。
またスープにすることで、ビタミンBやビタミンC、カリウムなど水に溶けやすい栄養も無駄にしないで食べることができます。
そしてあくまで「おいしく」食べられることが大切です。
ダイエットのため、とおいしいと思えないスープばかりを食べていても続きませんからね。
おいしく食べられるダイエットスープを食事の中心にして、野菜不足を解消して健康的なダイエットをしてください。
短期集中型6日目
さて、このスープダイエットの5日目までに効果を十分実感できた人は、6日目には突入していないかもしれませんね。
しかし、もうひと踏ん張りと積極的に取り組んでいる人、あと2日間の最終調整期間も頑張ってくださいね。
ここではスープダイエット6日目の過ごし方について説明します。
短期集中型のダイエットでは、始めの5日間で食事の内容にルールを決めることで体質を変えるプログラムとなっていました。
そのプログラムから以前の食生活に急に戻すと、リバウンドしやすくなってしまいます。
6日目と7日目は、そんな急激なリバウンドを避けるための日と考えましょう。
6日目はいつものスープ、そして牛肉と野菜を食べる日です。
スープは少なくても1回は食べるようにし、野菜もこれまで同様かぼちゃとにんじん以外から食べるようにしてください。
これらはお腹いっぱいになるまで食べて構いません。
飽きずに食べられるなら、スープは1日に何回食べてもよいのです。
もういい加減この味には飽きた、と思う人が多いでしょうが、ダイエットを成功させるため、健康な体を取り戻すため、と言い聞かせて食べるようにしましょう。
牛肉も、嬉しくてたくさん食べたくなるかもしれませんが、これまでの5日間で胃袋も小さくなっているためステーキを1枚食べただけで満腹になってしまう人も多いようです。
プログラム通りにこのダイエットを続けていれば、この頃には自分の体がスッキリしていることを実感していることでしょう。
スープを中心とした食生活を送ることで、老廃物も排出されやすくなり、痩せやすい体質に変わって来ているはずです。