短期集中型昼間の過ごし方
スープダイエットを実行している期間は食欲との戦いで昼間がもっともつらい時間かもしれませんね。
仕事や学校で昼間にすべきことがきっちり詰まっている人はさほどつらさを感じないかもしれませんが、ちょっと時間がある人などは過ごし方を工夫してスープダイエットのストレスを吹き飛ばしつつ、痩せ体質に変えていきましょう。
体を朝型にしましょうという話は前にしましたが、午前中にシャワーを浴びて代謝を上げていくことも、痩せ体質にするには有効です。
朝は血の流れが悪くなっていますので、シャワーを浴びる前にはコップ1杯の水を飲んでみてください。
シャワーを浴びると体も温まり、眠気も飛び去り、昼間をスッキリとした気分で過ごすことができます。
またシャワーを浴びるときにもう一工夫して、温シャワー、冷シャワーを交互に20秒ほど、肩甲骨辺りに当ててみましょう。
これは肩甲骨の辺りにはエネルギーを燃やす褐色脂肪細胞があるので、そこを刺激して脂肪燃焼効果をアップさせるためです。
主婦でも仕事をしている人でも、昼間にはイライラすることも多いと思います。
そんな時、甘いものが欲しくなった経験はありませんか?
実際に甘いものを食べるとセロトニンの放出を促し、ストレス解消を手伝ってくれるのです。
しかし「せっかくスープダイエットを実行しているのに、甘いものなんてご法度だ」と我慢をしていると、余計ストレスになってダイエット効果を半減させてしまいかねません。
ストレスというのは目に見えない分なかなかの曲者で、ストレスのせいで食事量に変化が出た、という経験を多くの人がしているそうです。
私たちが思っている以上にストレスは食欲に影響しているのです。
イライラして甘いものを体が欲したら、チョコレート1粒くらいなら食べてもOKとしましょう。
もちろん、どか喰いしてはいけませんし、ストレスを上手く発散させる術も身に付けていきたいですね。
野菜スープの魅力
テレビで「私はこのダイエット法で痩せました」という特集が取り上げられると、あっという間にそのダイエット法が広まりますよね。
例えばココアとかブラックチョコレート、バナナやきな粉など、放送終了後には飛ぶように売れ、スーパーではすぐ品切れ状態になってしまいます。
しかしそれもほんの少しの間だけ。
しばらくすると、あれほど多くの人があちこち駆け回って探していた食材も、何ごともなかったかのように普通にスーパーの棚に並んでいます。
そんないくつかのダイエット法の中で、スープダイエットという方法があることはご存知ですか?
「脂肪燃焼スープ」「毒出しスープ」などスープを飲んでダイエットしよう、というこの方法も過去に話題になったことがあります。
ただ、スープダイエットと言ってもその方法はいろいろあり、普段の食事のメインをスープに変えていくもの、1週間だけ集中してスープと決められたメニューの食事にするもの、毎日の食事の前にスープを飲むものなどがあります。
どの方法にも共通しているのは、主役が野菜スープである、ということです。
スープは汁も一緒にいただくので、お腹がふくれて満腹感が得られやすいという利点がありますが、何よりも野菜の持つ様々な力をそのままいただけるというのが一番のメリットでしょう。
野菜は天然のサプリメントと言われるほどビタミンAやビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、そしてカルシウムやカリウム、鉄などのミネラルが豊富に含まれています。
野菜スープにすると、水溶性の栄養素が溶け出したスープまで飲むことができるため、野菜の栄養を無駄なく摂取することもできます。
また普段から十分な野菜を摂ることがなかなか難しい現代では、食物繊維も必然的に不足気味になっていますので、それを補う意味でも野菜スープを定期的に食べると言うことは重要なポイントとなります。
植物性食品に含まれる香りや苦味、辛み、色素などの成分をファイトケミカルと呼びますが、このファイトケミカルが吸収できることも野菜スープの大きな魅力です。
ファイトケミカルには、抗酸化作用、抗がん作用、免疫作用という重要な働きをしている、と言われているのです。
天然サプリ=野菜の様々な働きを知り、野菜スープに少し魅力を感じていただけたでしょうか?