「玄米クッキーダイエット」の効果
玄米の栄養成分は、ほぼ米ぬかと同じです。違う点は、玄米は、白米の部分が残っているので、多くの「デンプン」が含まれていることです。「デンプンは太る」というイメージをもっている人も多いと思いますが、必ずしもそうとは言えません。
デンプンは、体の中で分解されると「ブドウ糖」に変わります。ブドウ糖は、私たちが活動するために必要となる、大切なエネルギー源です。そのために、摂りすぎなければ、体内に脂肪として蓄積されることはなく、熱エネルギーとなり、体外へ出ていくのです。
ダイエットだからと言って、全く炭水化物を摂らない人がいますが、そうすると、エネルギーが燃えないので、脂肪も燃焼しにくくなってしまします。カロリーの摂取量が減るので、一時的には体重が減るかもしれません。ところが、体は、わずかなエネルギー量で活動しなければならず、基礎代謝を下げようとするので、逆に太りやすくなってしまい、リバウンドすることになります。
玄米も炭水化物の仲間ですが、粒状であるために、消化・吸収されるのに時間がかかるので、急激に血糖値が上昇するのを防ぎ、インスリンの分泌を抑制します。インスリンは、糖類を脂肪に変えて、体内に蓄積させる作用をもつホルモンです。
したがって、インスリン分泌が少ない玄米は、太りにくい食品と言えるのです。そのため、玄米クッキーを作る場合は、早く消化してしまう細かい粉末状の玄米粉を使うのではなく、玄米をそのままミルサーなどで粗い粉末にして作りましょう。玄米クッキーの食べ方は、炭水化物が多めなので、2、3枚食事の前に食べて、主食を減らすようにしましょう。
個人年金での運用
資産運用といえば株などをすぐに連想しがちですが、個人年金も資産運用のうちに入るといって良いでしょう。
なぜならば今から自分で将来のためにお金を蓄えておき、年金暮らしになったころには今まで苦労して掛けた分は保障して受給されるからです。
将来のための備えといったほうがわかりやすいかもしれませんね。
個人年金とはいったいどういうものでしょうか。
種類は2種類あります。
まずは保険型と呼ばれるものです。
保険型とは生命保険会社はもちろん、金融機関でも取り扱っているので、比較的幅広く取り扱いがあります。
支払い条件としては掛けている本人が生きているというのが条件であります。
もう一つは貯蓄型という種類です。
貯蓄型というのは金融機関での取り扱いです。
銀行や証券会社での取り扱いですね。支払いの条件としては特になく、本人が生きていようと亡くなっていようと支払われるのがこの貯蓄型です。
大きく説明するとこのように分けられますが、個人年金に加入する際には複数の機関で説明を聞き、詳細を比較検討してから加入することをお勧めします。
保険というのは取り扱っている会社によって微妙な差がある場合があります。
この差を知らずにいると損をしてしまう可能性があります。
ですので、将来のために備える大切なお金ですから、自分が将来困らないように知識をつけて早いうちから個人年金に加入しておいたほうが賢明と言えるのではないでしょうか。
保険は早いうちから加入したほうが得だということもありますね。