ボトックス注射の効果07

ボトックス注射は、一般的に施術後から数時間から14日程度でボトックスの効果が現れてきます。ボトックスの効果には個人差があるようです。また効果の持続は、個人差はありますが、およそ2〜6ヶ月程度とされています。従来からあるしわ治療は、外科手術が一般的に行われてきました。その外科手術は、メスを使って耳の後ろ辺りで皮膚を切除し、顔の皮膚を後ろに引っ張って縫い合わせるという方法でした。このような外科的なメスを使った手術をしなくても、ボトックス注射によって、シワの改善ができるようになったのです。注射という簡単なボトックスの施術の登場により、メスを使う手術に抵抗がある方の精神的な負担を軽減できるようになったのです。この気軽にできるボトックスですが、効果も数ヶ月程度しかないので。もしも、ボトックスの施術に対して気に入らないことがあってとしても、この間辛抱すれば元に戻ることも利点になっています。逆に、ボトックス注射の効果が消えてから、シワが前よりもひどくなったということもあるようです。またシワだけではなく、多汗症にも有効です。多汗症は、わきの下にある2つの汗腺から分泌される汗の量が多いことが原因となって症状が現れるようです。アセチルコリンの指示によって発汗することが確認されています。そのためアセチルコリンの活動を阻害するボトックス注射は、発汗を抑える効果があります。