ボトックス注射の効果02
ボトックス注射は、一般的に施術後から数時間から14日程度でボトックスの効果が現れてきます。ボトックスの効果には個人差があるようです。また効果の持続は、個人差はありますが、およそ2〜6ヶ月程度とされています。しわに対する従来からあり治療方法は、メスを使って耳の後ろ辺りで皮膚を切除し、顔の皮膚を後ろに引っ張って縫い合わせるという外科手術が基本的なものでした。このような外科的なメスを使った手術をしなくても、ボトックス注射によって、シワの改善ができるようになったのです。注射という簡単なボトックスの施術の登場により、メスを使う手術に抵抗がある方の精神的な負担を軽減できるようになったのです。そして、このボトックス注射の効果の持続は、だいたい数ヶ月程度なので。万が一、施術の結果にたいして満足がいかない時でも、この数ヶ月間が過ぎてしまえば、施術前の状態にもどることができるのです。施術してから数ヵ月後経過して、ボトックスの効果がなくなった頃に前よりもしわがひどくなったという例もあるようです。またシワだけではなく、多汗症にも有効です。わきの下にある2つの汗腺から分泌される汗の量が多いことで多汗症になります。汗腺にあるアセチルコリンの指示によって汗が出ることが確認されています。この汗を出す指示をするアセチルコリンの活動をボトックス注射は阻害する役目をするので、発汗を抑える効果があるのです。