ボトックス注射の効果01

ボトックスの効果には個人差がありますが、一般的に施術後数時間から2週間程で効果が現れてきます。また効果の持続は、個人差はありますが、およそ2〜6ヶ月程度とされています。しわに対する従来からあり治療方法は、メスを使って耳の後ろ辺りで皮膚を切除し、顔の皮膚を後ろに引っ張って縫い合わせるという外科手術が基本的なものでした。ボトックスの登場によりメスを使わずに注射で済むシワの改善が可能になりました。注射という簡単なボトックスの施術の登場により、メスを使う手術に抵抗がある方の精神的な負担を軽減できるようになったのです。この気軽にできるボトックスですが、効果も数ヶ月程度しかないので。もしも、ボトックスの施術に対して気に入らないことがあってとしても、この間辛抱すれば元に戻ることも利点になっています。施術してから数ヵ月後経過して、ボトックスの効果がなくなった頃に前よりもしわがひどくなったという例もあるようです。またシワだけではなく、多汗症にも有効です。多汗症は、わきの下にある2つの汗腺から分泌される汗の量が多いことが原因となって症状が現れるようです。アセチルコリンの指示によって発汗することが確認されています。ボトックス注射は、このアセチルコリンの活動を阻害するので、発汗を抑える効果があるのです。