被災後手続き
被災したあとは、お店の日用品が全て売り切れます。
トイレットペーパー、ティッシュ、カイロ、水など。
最低限3日は家族が生活を送れるように日用品も自宅に備えておきましょう。
その際現金が必要になります。
被災したあと、燃えてしまったり破れてしまったお金はどうなるのでしょうか。
燃えてしまった場合、日本銀行の本支店へ持っていくと交換できます。
紙幣ですと、面積の3分の2以上が残っていれば大丈夫です。
面積が5分の2以下ですと交換できません。
5分の2以上~3分の2未満で半額交換してもらえます。
硬貨の場合は、模様が分かれば交換できます。
紙幣も硬貨も、燃えて黒くなっていたとしてもその状態を崩さないように銀行へ持って行きましょう。
金庫などに入っている場合は、そのままの状態で持って行きましょう。
炭化している場合、触れると形が崩れてしまう可能性があります。
燃えて跡形がなくても、判別して交換してもらえることもあります。
どんな状態でも一度銀行へ持っていってみるのがいいでしょう。
専門家の判断に任せましょう。
銀行も臨時の窓口を設置して対応します。
過去の実例から、本人確認が取れれば通帳や印鑑がなくても引き出せるような特別措置がされます。
ですから身元確認できるもの、免許証のコピーや保険証のコピーなど持出袋に入れましょう。
身元確認できなければ、お金を引き出すことはまったくできません。
また火災保険などの契約書のコピーも持出袋に入れましょう。
自己保有の資産明細表も作成しておくといいでしょう。
被災後、紛失したものがなにかチェックして被害状況を速やかに判断できるからです。