土砂災害

日本には、17万ヶ所以上も土砂災害の危険地帯があります。
土砂災害とは、大きく分けて「がけ崩れ」「地すべり」「土石流」です。
地震や台風などが起きると被害を受ける危険性があります。
過去にも地震により多くの土砂災害が起きています。
地震の際には、谷やがけの近くから速やかに避難しましょう。
防災対策としては常日頃から、自宅近くのがけなどを見ておきましょう。
どんな場所が危険なのかを知り、身を守るための知識を持って災害に備えましょう。
がけ崩れの前兆としては、がけに亀裂があったり、普段小石が頻繁に落ちてくる、湧き水などがあります。
5m以上のがけは特に危険です。
地すべりの前兆としては、地面にひび割れができていたり、陥没や隆起がある、井戸水の変化などです。
土石流の前兆としては、山鳴りがする、川に流木が混じって流れている。
木や電柱などが傾いている。
雨が降り続いているのに川の水位が急に減少するなどです。
過去に土石流が起こっているところは特に危険です。
特に、地震のあとの大雨には注意が必要です。
地震で地盤が緩んでいるので雨が降ると地すべりなどが起こりやすくなります。
いざというときに、どのような経路で避難すれば安全なのか家族で話し合い確認しましょう。
地震後はラジオなどを携帯し、気象情報に十分注意しましょう。
持ち出し品をそばにおき、避難命令がでたら速やかに避難できるようにしましょう。
避難の際は、川に対して垂直に避難しましょう。
ひとりで逃げずに近隣に声を掛け合いみんなで避難しましょう。