火災予防

地震の際に怖いのが、火災です。
地震のあとには多くの火災が発生し、被害が拡大してしまうのです。
火災を防ぐために普段からできる予防策とは何か、考えてみましょう。
火災原因として一番にあげられるのが、冬場に使用されるストーブです。
ストーブは転倒時などに機能する自動消化装置がついているものを選びましょう。
また、ストーブの近くにいろいろなものを置かないようにしましょう。
ストーブの周辺にはきちんとした空間を確保しましょう。
少しの衝撃で回りにあるものに引火する恐れがあるからです。
さらに、タンスやテレビなど倒れる可能性のあるものは、ストーブの近くに置かないようにしましょう。
落下する可能性のある物の下にも置かないようにしましょう。
ストーブの上にやかんなどをのせるのは絶対にやめましょう。
熱湯がかかると大やけどになり大変危険です。
また火の元の近くに消火器を常設しておきましょう。
いざというときに操作できるよう、消火器の使用方法を確認しましょう。
まずは火の元3-5cmくらい近くまでホースの先を持っていきます。
安全ピンを抜きます。
ホースをはずして火の元へ向けます。
レバーを握って噴射、消火します。
このとき、火の根元を狙いましょう。
このとき風上に回らなければいけません。
風下にいると煙が、すべて自分がいる風下へ向かってきてしまうからです。
キッチンにガス検知器を取り付けることも大切です。
地震などのあとに、ガス管破裂などでガス漏れが起きたら危険だからです。