アスリートモード
体脂肪率を測定するための体脂肪計には、アスリートモード機能がついている体脂肪計があります。
アスリートモードとは、日頃から体を鍛えていて一般の人よりも筋肉がついている人が正確に体脂肪率を測定できるように設定された機能です。
日頃からトレーニングなどを行って筋肉を鍛えている人は、筋肉量が普通の人よりも多く骨格も太くなっている場合が多いです。
このような体型の場合、筋肉の中に含まれている水分量も普通の人とは違います。
体脂肪計は一般的に体内に電気を流してその電気抵抗から測定するインピーダンス法で測定されるため、水分量が違うと電気抵抗にも違いがでてしまい正しい体脂肪率を測定できないのです。
このような身体組成の違いを考慮して一般の人とスポーツ選手などのアスリートとは別の測定モードで測定できるようになっているのです。
体脂肪計にはもともと多くの人のデータがはいっており、その参考データもアスリート達のデータをもとにしています。
次の人はアスリートモードを使うといいです。
1週間に筋肉トレーニングなどを12時間以上行っている人。
実業団やスポーツ団体に所属して本格的に選手として競技会などへの参加を目標としている人。
プロのスポーツ選手はもちろんです。
ボディービルなどを行って日頃から筋肉を鍛えていてあきらかに一般の人よりも筋肉量が多い人です。
体脂肪計にはこのアスリートモードがついているものとついていないものがあります。
アスリートモードを必要とする条件に当てはまる人は、この機能がついているものを使って体脂肪率を測定するようにするといいです。