効率的な有酸素運動のポイント
体脂肪率を下げるために有酸素運動を取り入れる場合、効率よく行いたいものです。
サイクリングをしたり、エアロビクスをしたりジョギングをしたり、ウォーキングをしたりするなど有酸素運動には様々なものがあります。
どれも脂肪を燃焼させることによって体脂肪率を下げることができる運動です。
しかしながら、何も考えずにただ漠然と運動を行っていても、運動強度が下がって消費カロリーが通常消費できる量より少なくなってしまいます。
ここでは体脂肪率を効率的に下げるための有酸素運動のポイントをいくつか挙げていきたいと思います。
まず有酸素運動は、きちんとした呼吸法で酸素を取り入れながら行うものです。
有酸素運動はエネルギー源として脂肪を燃焼するので、体脂肪率の低下に直接効果があるのです。
運動を継続して行っていると、体の中に乳酸が貯まります。
乳酸は筋肉に貯まる疲労物質です。
これにきちんとした呼吸法で効率よく取り入れられた酸素が体内に入り血液中にある脂肪とこの乳酸が合成されて、乳酸がなくなり脂肪がエネルギー源として残ります。
このようにして乳酸を除去するときに脂肪が再度エネルギーを発するため脂肪が燃焼されるという仕組みです。
運動の強度は高ければいいものではありません。
あまりにきつすぎる運動は呼吸が乱れてしまい、乳酸が合成される前に体の回復力がなくなり乳酸がたまりすぎて筋肉が疲労してしまいます。
逆に運動の強度が低すぎると、酸素がうまく血液中に入ってこないので、乳酸と合成できません。
つまり脂肪を効率よく燃焼させるには、適度な運動をすることが必要なのです。