DHAサプリメントで血液をサラサラに
サプリメントで摂取できる栄養成分で関心が高いのは、ドコサヘキサエン酸とも呼ばれるDHAです。主に青魚の油脂に存在しています。特に興味がない人でも、スーパーやコンビニでDHAサプリメントがずらりと並んでいる光景を目にしたことがあるかもしれません。油脂は体に良くないという印象を持っている方も少なくないようですか、豚肉や牛肉の脂身部分と青魚の脂とは性質が大幅に違うといえるでしょう。コレステロールが気になる方には、魚の油に含まれる不飽和脂肪酸であるDHAのコレステロールを下げる効果は嬉しいものです。常温では固まりにくく、液体の状態を保つ成分です。血液をサラサラにして動脈硬化を予防させたり、中性脂肪を減少させたりする効果があります。バターやマーガリンといった乳製品や豚や牛の油脂は常温で固体となる飽和脂肪酸で構成されているという特徴があります。これらの油脂は体温でも固体に近い状態になりやすいので、血液のドロドロや高コレステロールの原因になります。これが原因で、脳卒中や心筋梗塞などの生活習慣病になりやすいのです。日本人はもともと魚を食べる民族ですが、最近では欧米の影響を受けて食生活に肉を食べることが多くなっています。サプリメントでのDHAが注目されているのは、魚を食べる頻度が減ったことと大きく関わっています。毎日の食事だけでは足りなくなりがちなDHAをサプリメントで補充することで、健康増進効果が期待できるといわれています。特に小さな頃からDHAサプリメントを摂取すると、脳の活性化にも役立ちます。