職探しする前に30
職探しする前にやっておきたいことがいくつかあります。職を探すといっても、会社の雇用形態も時代の変化とともに多種多様化してきています。ここ数年、非常に問題になっている格差社会の影響もあるのでしょうか。労働者側と企業側とでは、それぞれの求める姿が違ってきているようです。職探しは難しくなってきています。最近では、派遣労働者の業務についての問題などが、テレビなどで取り上げられています。このような状況の中で、私たちはどのようにして職を探していけばよいのでしょうか。仕事を探すときには、生きがいを感じる仕事かどうか、自分の能力に見合った給料であるのか、など自分の希望する仕事に対する最低条件を考えていかなければなりません。職探しをする前に、世の中の現状や自分を取り巻く環境や、自分の能力などを知らなければならないのです。人脈も1つの手段です。職探しには信頼関係も必要です。ここで云う人脈は、それを悪い意味でのコネと捉えずに、信頼関係の賜物だと、自分だからこそ採用してもらえたという自信につなげるのです。希望する会社の情報を収集し、給与、休暇、福利厚生、手当てなど、自分の希望条件を満たす職を探すことが大切です。自分の生活に必要な収入を得なくてはなりませんから、出費などの計算をしておくと、収入額の目安を立てることができます。仕事はひとりですが家族を一緒に生活している人は、ひとりで仕事を決めてしまわずに、周りの人ともよく相談するようにしましょう。家族の協力が得られるのと得られないのとでは、就職した後の生活に大きく影響してきます。以上のことから、いま自分が置かれている状況を正確に把握することが、スムーズに職探しをすすめて行くための第一歩といえるのです。