最先端のにきび治療

にきびやにきび跡治療は、皮膚科あるいは美容皮膚科でレーザーで行うようになりました。レーザーを用いた治療は、肌を火傷させるという弱点がある頃もありましたが、近年では信頼性の高い治療となっています。にきびやにきび跡のある部位に特殊なレーザー光を照射することにより、にきびの症状を改善するというやり方です。にきびは皮膚の常在菌であるアクネ菌の作用で毛穴が可能するなどで起きますが、レーザーはこのアクネ菌の殺菌効果があります。炭酸ガスレーザーはごく小さなにきび跡に対して用いることができる、肌をなめらかにするものです。レーザー治療を行うと、術後しばらくは赤く腫れることがありますが、一過性のものに過ぎません。フォトセラピーもにきび治療において注目されています。フラッシュランプ装置を使った光療法です。レーザーの光よりも弱いエネルギーです。フォトセラピーによる治療法では、にきび跡やにきび跡の赤みにも効果があります。フォトセラピーでは、3週間に1度を5回続けます。光に反応する薬液を肌につけてから光治療を行うという、フォトダイナミック療法という光治療を活用してのにきび治療も、最近は活発に研究を続けているようです。フォトダイナミックというにきび治療では、アクネ菌が減り皮脂分泌が抑制されるので、にきびができにくくなります。にきび治療を行う場合は、今用いられている治療方法の何を行うのか、どれが最も自分の肌にいいのかといった点に関してよく検討する必要があります。