仕事の適性について
仕事の適性とは何でしょうか。自分に仕事は向いているか、ずっと仕事を続けていけるか、仕事をしている人なら誰しも悩みを持っていると思います。働き始めてから決心が鈍らないよう、就職をする前に自分の仕事の適性について知っておくこともいいかもしれません。客観的な視点で自らの仕事の適性を把握できれば、転職活動でも要領良くできるといえるでしょう。適性を知る時は、ハーマンモデルやEQの利用が一般的です。GE社で社員教育責任者をしていたハーマン氏という人物が、人間の思考特性を理解するためのものとして作ったものがハーマンモデルです。1人1人の思考スタイルを把握できるだけでなく、組織の性質もチェックでき、どんな考え方をしているかという特性も測れます。自分の思考優先度や思考スタイルを知り、自分の適性を見つめ直す事が出来ます。テレビのドラマで利き脳が話題になり、バナナブームになったのも記憶に新しいところです。自分自身の気持ち、相手の気持ちを速やかに理解し、加えて自分自身の感情を理解する能力をEQと呼んでいます。EQが高い人は対人関係能力に優れており、自分の感情をコントロールし利用する能力を持ち、社外だけでなく社内に対してもその能力を発揮しています。EQの高い人は、身につけたその人個人の能力を十分に発揮し、良好な人間関係を築く事が出来るそうです。まわりからの援助も受けやすくなるので、仕事を思い通りに進めることもできるため、適性のある仕事でうまくやっている人が多いようです。