50年かけて循環する巨大木造建築

建物内には住宅のほかにオフィスや商業施設、学校、病院、ホテルといった街に必要な機能を備える。電力は木質バイオマス発電で賄う計画だ。大林組は、木の年間成長量を1ヘクタール当たり2.15m3と想定し、LOOP50の維持に必要な森林面積を1万9408ヘクタールと試算している。小林部長は「日本は森林面積が2500万 ...