お肌の紫外線対策クリーム

店頭に並ぶ紫外線対策のクリームには、いずれの容器にもＳＰＦという数字が書かれています。ＳＰＦとは紫外線防御指数ともいい、肌の紫外線からの防止効果を表す指標です。ＳＰＦ１につき、20分の紫外線防御効果が期待できます。ＳＰＦ１５であれば１５の２０倍である３００分の間は紫外線に対して肌を守ってもらえると考えることができます。ちょっとしたお買い物程度であれば、出かける前にＳＰＦ１５のクリームを塗れば、紫外線から肌を守る対策としては十分だと言えるでしょう。ＳＰＦの脇に記載されている＋の記号は、肌への紫外線対策クリームの効力の高さを表します。＋が一つの場合ですと,庭のお手入れやお買い物などの日常生活で紫外線から肌を守る用途に適しています。普段よりやや強い日差しにさらされる時、戸外でのスポーツや天気がいい日の屋外作業では＋＋が適しています。雪山や日光が近い場所に出向く際には、＋が三つ記載されている紫外線対策クリームで肌を守ることをお勧めします。バリア効果の高い紫外線対策クリームは、紫外線吸収剤が用いられている場合が多いようです。肌の敏感な方は下地に刺激の少ない保湿クリームなどを塗っておくと良いですね。肌の紫外線対策クリームは、重ね付けにより効果が高まるものではありませんので注意してください。ＳＰＦ１０の日焼け止めクリームを肌に塗り、その上から別の、ＳＰＦ１５の日焼け止めクリームを使っても、ＳＰＦが２５になりはしません。同様のことが＋記号に関してもいえます。＋＋と＋の日焼け止めクリームを肌に重ねてつけたとしても、＋＋＋の効果を得られることはできないのです。紫外線対策は肌に対してとても重要なことですが、紫外線対策クリームは混ぜないようにしましょう。