保湿化粧品の使い方について

乾燥肌の方にとって手放せないアイテムだといえるのが、保湿化粧品です。では乾燥肌に役立つ保湿化粧品はどのように使ったら良いのでしょうか。コットンでバタバタと叩き込んだり、肌の上を滑らせたりして、せっかくの保湿化粧品を台無しにしてはいないでしょうか。肌が摩擦のダメージを受けていることが、自分では優しくしているつもりでも少なくないといいます。傷つきやすいのが肌の表面の特徴なので、肌にダメージを与えることは、どんなに質の良いコットンを使っても避けられないのです。ひび割れた肌の表面からは、保湿化粧品でケアしても水分が逃げ出して乾燥を招いてしまいます。肌に優しい保湿化粧品の使い方を身につけることは、乾燥肌対策の第一歩であり、逆に乾燥した肌は外界からの刺激物質の進入を許してしまうといえます。化粧水、美容液、乳液は手のひらにのせて、顔全体にさっと、やさしく肌を押さえながらなじませていきます。ポイントは、中指と薬指の腹を使って、顔の内側から外側へ、下から上へ、血行とリンパの流れを意識しながら、更になじませて仕上げることです。コツは、指圧する様に、2本の指の腹で軽く押し込む様になじませていくことです。こすったりバシバシ叩くと、顔の赤みやしみの原因になるので絶対にやめましょう。優しさ最優先のスキンケアが欠かせないのが、デリケートな乾燥肌なのだという事を覚えておいてくださいね。毎日の乾燥肌のスキンケアのためにも、正しい保湿化粧品の使い方をきちんと覚えることが大切ではないでしょうか。