やせる運動の種類

やせるための効果的な運動には種類があります。やせるためにと、やみくもに運動していても効果的にやせることはできません。運動には酸素を使う有酸素運動と、酸素を使わない無酸素運動があり、前者は体脂肪と糖質を、後者は糖質を主な活動源にしています。ストレッチ運動は、激しい運動をする前に軽く体をほぐすためのもので、この3種類を用いてやせる運動をします。運動に必要なエネルギーを、体内の脂肪と呼吸からの酸素で行う運動が有酸素運動です。水泳やウォーキング、ランニング、サイクリングなど、息をしながらできる運動が主な有酸素運動です。有酸素運動は体内に酸素を取り込み、蓄積されている体脂肪と糖質を燃焼する作用があるため、やせる効果が期待できます。これに対して、重量あげや短距離ダッシュなどの、短時間で瞬発的な力を筋肉にこめるようなものが無酸素運動であり、有酸素運動と区別されます。この運動は酸素を吸わない代わりに、筋肉が体内の糖質をエネルギー源として消費します。無酸素運動は筋肉を増強させることが目的の一つとなり、筋肉を肥大させる効果があります。脂肪が燃えやすくやせる体になるには、筋肉を増強して、安静にしていても脂肪が燃える基礎代謝の高い体になるといいでしょう。また、全身の筋肉を伸ばし体を柔らかくするストレッチは、有酸素運動と無酸素運動の2つの運動を行うためにやっておきたい運動です。運動には直接的なやせる効果もありますが、適度に汗をかき、ストレスが解消できる点でも効果があります。