幼児・・・
幼児教育は、目先の結果のみを期待しているのではなく、
生涯にわたる学習の基礎を作ること、「後伸びする力」を培うことを重視しています。
幼児は、身体を使って様々なことを経験することによって、豊かな感性を養うとともに、
生涯にわたる学習意欲や学習態度の基礎となる好奇心や探究心を身につけます。
つまり、小学校以降の勉強で、学習の内容を深くから理解できることにつながる
「学びの芽生え」を、このときに育んでいるのです。
小学校に入ってから理解力がスムーズに伸びるには、幼児期の教育が必要不可欠なのです。
このように幼児教育は、非常に特徴があります。
幼児の内面に働きかけ、一人一人の持つ良さや可能性を見いだし、
その芽を伸ばすことをねらいとするため、
小学校以降の教育と比較して「見えない教育」と言われることもあります。
だからこそ、幼児教育にかかわるに当たり、
家庭や地域社会では、幼児の持つ良さや幼児の可能性の芽を伸ばす努力が求めらます。
また、幼稚園等の施設における教員には、幼児一人一人の内面にひそむ芽生えを理解し、その芽を引き出し伸ばすために、幼児の自立を促す環境をうまく整えることができる能力が求められますが、現在の幼稚園や保育園では、そこまでのレベルを求めることは難しいのが現状です。
これは、保育園や幼稚園の教員の方々に問題があるのではなく
保育園運営の経費や行政のサポートに解消すべき問題があるのです。
現状では、保育園では教員の人数に問題があると言えるでしょう。
ですから、やはり、家庭で幼児教育のために何ができるか?を理解し、
子供が伸びるような環境を作ってあげることが必要になってきているのです。
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