イオン美顔器とビタミンC誘導体02
ビタミンC誘導体は、イオン美顔器を使用するときに必ず登場してくる重要な成分のひとつです。通常のイオン美顔器を使う際に一緒にビタミンC誘導体を購入する女性が多いようです。酸化されやすいビタミンCを安定化したものが、そのイオン美顔器と一緒に使用されるビタミンC誘導体なのです。ビタミンCは通常そのままでは皮膚に吸収することができません。ビタミンC誘導体は、その吸収されないというビタミンCの欠点を改良したものです。ビタミンCに比べて角質層への透過がよいビタミンC誘導体は、より長い時間、皮膚内に残留することができるのです。さらに皮膚にとってプラスの効果があります。ビタミンC誘導体によって皮膚の細胞内へビタミンCが浸透するので、皮膚内部の活性酸素を除去する効果があります。そして、皮膚の中に浸透してコラーゲンの合成を促すことも、細胞を使った実験で証明されているようです。他の効果として、皮膚の内部へ入っていくと、ビタミンC誘導体は、メラニン色素に近づいてビタミンCに変化するのです。美白の大敵の、皮膚の内部で新たに生産されるメラニン色素の元を、ビタミンC誘導体には分解する働きがあります。このようにビタミンC誘導体は皮膚の内部でビタミンCに変化し、皮膚の内部でコラーゲンの合成を促進、保湿を促す効果があります。シワやたるみ防止のほか、お肌の若返り効果などもビタミンC誘導体にはあるので、美肌に効果のある成分として非常に期待されています。