職探しする前に27

職探しする前にやっておきたいことがいくつかあります。職を探すといっても、会社の雇用形態も時代の変化とともに多種多様化してきています。ここ数年、非常に問題になっている格差社会の影響もあるのでしょうか。労働者側と企業側とでは、それぞれの求める姿が違ってきているようです。そんな中で、職探しは年々難しくなってきているようです。ここ最近では、派遣労働者の業務についての問題などが、テレビなどでよく取り上げられています。このような状況の中で、私たちはどのようにして職を探していけばよいのでしょうか。仕事を探すときには、生きがいを感じる仕事かどうか、自分の能力に見合った給料であるのか、など自分の希望する仕事に対する最低条件を考えていかなければなりません。労働市場の状況や自分を取り巻く環境、さらには自分の能力などをしっかりと自己分析しておくことが、スムーズに職探しをすすめる為にはたいへん重要です。自己分析だけでなく、人脈を使うのも1つの手段です。職探しには今まで培ってきた信頼関係も大きく関係してきます。いままで自分が培ってきた信頼関係の賜物であり、自分だからこそ採用してもらえたという財産になります。決して、それを悪い意味でのコネと捉えないことです。希望する会社の情報を収集し、給与、休暇、福利厚生、手当てなど、自分の希望条件を満たす職を探すことが大切です。仕事をすることで得られる給料は、生活をしていく上でなくてはならないものですから、いままでの家計の収支を計算しておくことも大切です。家族の協力が得られるか否かは、今後の生活に大きな影響をおよぼします。ぜひとも家族を一緒に生活している人は、ひとりで就職活動をするのではなく、周りの人ともよく相談しながら進めていくことも必要です。以上のことから、いま自分が置かれている状況を正確に把握することが、スムーズに職探しをすすめて行くための第一歩といえるのです。