シミ取りとケミカルピーリング
医療クリニックでレーザーによるシミ取りをする以外に、シミ取りができる方法はないでしょうか。薬の服用やシミ取りを目的としたクリームを、シミによって使い分けている人もいます。数あるシミ取り方法の中でも、家庭でできて人気があるシミ取りにケミカルピーリングがあります。ケミカルピーリングによるシミ取り方法は、酸などの薬剤を皮膚に塗って、人工的に皮膚をはがし、シミや古くなった老廃物を取り去るという治療です。肌のシミ取りをケミカルピーリングで行うというやり方は欧米を中心に利用者が多く、日本ではここ数年の間に伝わってきたものです。シミ取りにいいだけでなく、ケミカルピーリングは毛穴の引き締めや汚れの除去、小じわやにきび痕の解消などにも役に立つとされています。ケミカルピーリングの実際の手順は、顔を洗って汚れを落とした後、薬剤を塗ってしばらくおき、その後中和剤で薬液をぬぐい取ります。ふきとった後は冷たいタオルなどでお肌をクールダウンさせます。最後は保湿クリームなどを塗って終わりという簡単なものです。30分~1時間ほどで作業は終わりますが、シミの具合によって個人差があるようです。ケミカルピーリングのいいところは、週に1回ないし2回行うことができるので、初めて間もなくシミ取り効果を確認することができる点です。基本的には、5度から10度を1セットとします。ケミカルピーリングを開始することで肌の代謝スピードが促進されるため、メラニン色素が色素沈着しにくくなってシミが作られにくくなるそうです。シミ取りに関心があるなら、誰にでもできるケミカルピーリングについて情報を集めてみてはどうでしょうか。