保湿クリームの選び方
保湿クリームといえば顔への利用が一般的ですが、全身のスキンケアにも保湿クリームは役に立ちます。風呂上がりの体は濡れていますが、じきに水蒸気と共に皮膚の水分まで失われます。風呂上がりの乾燥状態からお肌を守るには、皮膚がまだ水分を含んでいるうちに保湿成分配合のクリームを塗る習慣をつけるといいでしょう。保湿のためにボディクリームを使う時には、わずかな量でも皮膚の上で十分伸びるタイプの保湿クリームを探すといいでしょう。ベタベタしたものではなくしっとりと清潔に保ち、肌にハリや潤いを与える保湿クリームを選びましょう。買うときには成分表示をよく確認して、保湿にいい成分がどの程度使われているかを調べてください。細胞間脂質セラミドやスフィンゴ脂質レシチンなどは水分を維持する作用が強く、多くの保湿クリームに含まれているものです。たっぷりの水分をキープできる成分としては、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンがあり、これも肌の保湿には大事です。グリセリンやアミノ酸、尿素、PCAは保湿効果が高く、全身用の保湿クリームにも含まれていると嬉しい成分です。スキンケアに関する製品だけでなく、サプリメントや食事で目にすることの多い成分が保湿クリームには色々使われています。自分の肌に適した保湿クリームを選ぶことが大切です。保湿クリームの正しい使い方を習得して、顔はもちろん全身もしっかりスキンケアしていただきたいものです。